大谷翔平のMVPに異論 米リポーターが“守備に就かない事実”を再強調「打撃が守備力のある選手より価値があるなら」
MVP候補として必然的に上がる大谷。(C)Getty Images
メジャーリーグはレギュラーシーズンの佳境を迎え、各個人タイトルの行方も徐々に話題となり始めている。そうした中で、話題の尽きないのが、大谷翔平(ドジャース)だ。
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金字塔に迫る規格外の活躍が続いている。右肘に執行した手術からのリハビリもあり、今シーズンは打者に専念。その影響から打撃成績は向上させ、現地時間9月3日終了時点で打率.293、44本塁打、46盗塁、OPS.994とハイアベレージを記録。史上初の「シーズン50本塁打・50盗塁」の大偉業に迫っている。
抜群の身体能力を誇るスーパースターたちでも未踏の境地に入ろうとしている大谷。その実現性が高まり、巷で論じられているのが、キャリア3度目となるMVP受賞の可能性だ。仮に手にすれば、フルタイムの指名打者選手では史上初の快挙だ。
近年のメジャーのMVP投票で重要視されるようになっている指標「WAR」は、守備に就かない指名打者選手にはマイナス補正が懸かるのだが、今シーズンの大谷は、「7.1(bWAR1位)」「6.1(fWAR2位)」と上々。さらに50-50に迫る活躍はインパクトも十分と言えよう。
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