15戦8発の怪物ジャッジをMVPに!? 米メディアが大谷翔平との一騎打ちを大胆宣言「形勢が変わる気配がある」
さらに「一見すると、『難攻不落』と思えるオオタニのMVPの座にジャッジが少しずつ近づくにつれて、魅力的な物語が展開される」と期待を持たせる同サイトは、両雄の活躍による球界への影響を訴えた。
「この二人の傑出したアスリートは、常に互いを高みへと押し上げてきた。ジャッジの類まれな才能と、オオタニのスター性とダイナミックな二刀流は、野球というスポーツを新たな高みへと昇華させた。ジャッジがMVPを再び掴むべく奮闘するなか、野球界は固唾を呑んで、魅力的なライバル関係を見守っている」
もっとも、大谷のMVPは揺るぎないと言えよう。近年のMVP争いにおいて重宝されている指標「WAR」においても、29歳の日本人スターは10.0を記録して首位に君臨する。仮にジャッジが逆転で本塁打王となっても、投打で生み出してきた異次元の価値が見直される可能性は小さいように思える。
しかし、ジャッジが「大谷のMVP」に迫るのは実に興味深い。レギュラーシーズンが佳境を迎えたなかで、両雄の一挙手一投足が見逃せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「ある時点で決断を下さなければ」大谷翔平の「二刀流」にヤンキース大物OBが見解「投手は理由があって一つのことをする」
【関連記事】大谷翔平の故障が「エンゼルスの責任である4つの理由」を海外メディアが指摘
【関連記事】トミー・ジョン手術なら“完全離脱”は不可避…大谷翔平の今後に米紙は悲観「最高の契約は肘の状態に左右される」