「オオタニだと微塵も思わない」大谷翔平の“MVP確実風潮”に異論! 米識者が「史上最高の選手ではない」とレ軍強打者を推挙
もっとも、近年のMVP選定において重要視されている指標「WAR」で、シーガーは「6.7」。大谷とは3.4差をつけられている。そうした実情もあり、クレメンツ氏の下には、「オオタニがマウンドでしてきたことを軽視するつもりか」「愚かな考えだ」「防御率3.14の先発投手を続けることを軽んじている。投球は究極の守備だ」といった反論が殺到。しかし、同氏は批判を意に介さず、こう続けている。
「今年に限って言えば、オオタニは最高の投手でも打者でもない。他の選手は彼より良い数字を残している。それをあえて『史上最高の選手ではない』と言うだけで、ツイッターは大騒ぎになる」
「私はオオタニの大ファンではあるんだ。事実として去年は彼がMVPを受賞すべきだと言っていた。彼は本当に素晴らしい。ただ、今年は、わずか106試合出場しかないコーリー・シーガーがめちゃくちゃ良い数字を残しているから、彼に投票するべきじゃないかということだけだ。だからといって、オオタニが素晴らしくないとは思っていない」
昨季もアーロン・ジャッジとのMVP争いが白熱していた大谷。欠場してもなお、こうした議論が絶えないのも、彼のスター性を物語っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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