「オオタニだと微塵も思わない」大谷翔平の“MVP確実風潮”に異論! 米識者が「史上最高の選手ではない」とレ軍強打者を推挙

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規格外の活躍を続けてきた大谷をMVPに推す声は根強いが、そうした意見に対する異論が物議を醸している。(C)Getty Images

 度重なる怪我によって、今季の完全欠場が決まった大谷翔平(エンゼルス)。しかし、球界屈指のタレント性を誇る二刀流スターの話題は尽きない。現地9月18日には、かねてから「今年はオオタニが獲る」と言われてきたアメリカン・リーグのMVPについて、米識者が放った投稿が波紋を呼んだ。

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 物議を醸したのは、“元プロ野球選手”のSNS投稿だ。米スポーツ専門局『ESPN』や『CBS Sports』でアナリストを務めていた元アストロズのウェス・クレメンツ氏は、自身のX(旧ツイッター)で持論を投げかけた。

「私はオオタニが今年のMVPだとは微塵も思わない。コーリー・シーガーこそ今年のMVPだと思っている」

 同氏が名を上げたシーガーも確かに好成績を残している強打者だ。現地9月18日時点で打率.334、31本塁打、92打点、OPS1.041と打ちまくっている。今季のア・リーグ西地区で上位争いを展開してきたレンジャーズの絶対的主軸でもある。

 そんな29歳をMVPに推挙するクレメンツ氏は「投票資格を持つ人たちへ。今年は正しいことをしてくれよ」と訴え、「我々はオオタニが素晴らしい才能の持ち主であることを知っている。だけど、シーガーは打率で2位に大差をつけての首位に立ち、いわゆる『プレミアムポジション』とされるショートでゴールドグラブを受賞するだろう。さらにランナーを背負った状態での打率は.367、得点圏での打率は.389と、正気の沙汰ではない」とシーガーの打者としての異能ぶりを強調した。

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