ホームラン量産中の大谷翔平 その要因を球界OBが解説「ポイントが身体の真ん中に来ている」
メジャートップの23本塁打を放つ大谷。この調子を維持すればMVPは間違いないだろう(C)Getty Images
ホームランの量産体制に入った大谷翔平。6月の成績は打率.422、10本塁打、22打点、OPS1.541と驚異的な成績を残している。本塁打23本はMLBトップ。56打点はア・リーグトップタイで、二冠王も視野に入っている。
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絶好調の大谷、今年の打撃面での状態の良さはどこに要因があるのだろうか。現役時代にヤクルトや巨人で活躍したアレックス・ラミレス氏が自身のYouTubeチャンネルで、大谷の打撃フォームの変化を語った。
まずラミレス氏は「昨年はかなりアッパースイングでホームランを狙っていた」としつつ、今年は「肘と手首をより上手く使い、コンタクトのポイントが身体の真ん中に来ていて、逆方向にもパワーがある打球を打つことができる」「しっかりボールを引きつけることができているので、無理に引っ張る必要もなく、センターまたは逆方向へ無理なく打つことができている」と解説。
次に四球の少なさと三振の多さに触れ、この辺りを修正すると打率3割をキープできるという。今後の活躍については「今のバッティングなら左中間と右中間への打球が増え、二塁打も増えるだろう」と、本塁打や打点だけでなく、得点も増える可能性を示唆。そして、期待通りの成績を残すことができれば「MVPをまた獲得できる」と予想した。