MLB通算224勝右腕を打ち砕いた「トラウタニ」のアベックアーチをメジャー公式も称賛!「最高の打者が2人いる」
トラウト(左)と大谷(右)の一発もあり、エンゼルスはロイヤルズ戦を5-2でモノにした(C)Getty Images
主砲のアーチに敵将も脱帽だ。
エンゼルスの大谷翔平は現地時間6月18日(日本時間19日)、敵地でのロイヤルズ戦の5回に今季24号となる2ラン本塁打を放った。2日続けてのアーチにより、15連続試合安打、リーグでの本塁打数は2位のアーロン・ジャッジに5本差をつけ、打点58もトップに躍り出ている。
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エンゼルスはこの日の序盤、ロイヤルズ先発、通算224勝を誇るザック・グレインキーの緩急に惑わされていた。グレインキーが投じる140キロ中盤の速球やスライダー、シンカーといった球種と共に、110キロ台のカーブを織り交ぜ、3回まで1安打に抑えられていた。大谷も初回は内野ゴロ、3回の第2打席は速球で追い込まれた後、最後は緩やかなカーブにバットが空を切っている。
しかし、4回にエンゼルス打線はグレインキーに連打を浴びせ1点を奪うと、1-2で迎えた5回、大谷に一発が生まれた。ランナー1人を置いた場面、前の打席と同じように追い込まれるも、6球目のカーブが甘く入ったところを見逃さずフルスイング、右中間スタンドへ運んだ。
これで逆転となったエンゼルスは3番マイク・トラウトも続き、初球のストレートをとらえ、打球はレフトスタンドへと消えた。