今季最速アーチに敵地も騒然 エンゼルス・大谷 米球界に衝撃与える連日のアーチで完全に量産態勢に 2試合連続の24号アーチ、シーズン53発ペースに

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異例の量産態勢を続けている大谷(C)Getty Images

 まるでリプレーを見るかのよう、大谷が完全にゾーンに入った。

 エンゼルス・大谷翔平は18日(日本時間19日)敵地で行われたロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席に2試合連続となる豪快アーチを叩き込んだ。

【動画】また打った!えげつないといわれる衝撃の打球に米球界も騒然





 1点を追う5回無死二塁。それまで2打席連続無安打と封じられていたメジャー通算224勝のグリンキーの113キロカーブを完璧に捉え、ライトスタンドへ運んだ。打球速度117.1マイル(約188.5キロ)飛距離は422フィート(約128.6メートル)をマークした。今季最速アーチに敵地のファンも騒然となった。MLB公式もさっそく大谷の24号2ランを動画で紹介し、「ショウヘイ、君はえげつないよ!」と絶賛するなど、衝撃は広がっている。

 24本塁打、58打点ともに両リーグ単独トップに立ち、米通算400打点にも到達した。さらに続くトラウトも左翼へ15号を放って、「トラウタニ弾」がそろいぶみで試合も5ー2と快勝。ここ19試合で12発、シーズン53発ペースと異例の量産態勢を続けている。メジャー6年目にして待望のプレーオフ進出も見えてきたとあって、ますますバットに勢いがつきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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