“打ちまくる”大谷翔平 無双状態の二刀流戦士に賛辞は止まず「『史上最高の選手』として取り上げざるを得ない」

タグ: , , , 2023/6/20

打撃で出色のパフォーマンスを披露している大谷。その図抜けたポテンシャルへの注目度が高まり続けている(C)Getty Images

 大谷翔平(エンゼルス)が猛烈な勢いで打ちまくっている。

 現地6月18日のロイヤルズ戦で今季24号を放った大谷は、メジャーリーグの本塁打王争いでトップに君臨。打率も.300に乗せ、出塁率(.384)と長打率(.632)とハイスタッツを記録するなど、チーム内では13冠だ。すでに6勝をマークしている投手成績を含めれば、驚異の22冠となる。

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 シーズン53本ペースと本塁打を量産する大谷。とりわけ、直近1週間の打撃は出色だった。打率.435、6本塁打、12打点、出塁率.588、長打率1.304と軒並みハイアベレージをマークし、強打者が居並ぶメジャーでも図抜けているポテンシャルを改めて知らしめる結果となっている。

 打席の半分以上の割合で出塁し、打てばほぼ確実に長打を放つ――。対峙したとして、これほど恐ろしい打者がいるだろうか。そんな文字通りの無双状態にある大谷への賛辞は依然として収まる気配がない。

 全米野球記者協会のメンバーでもあるジャーナリストのフランシス・ロメロ氏も二刀流スターに興味を抱き続ける一人だ。同氏は、本塁打(24本)と打点(58本)でリーグトップに立ち、投手としても被打率(.178)がリーグ最少である大谷の異能ぶりを次のように評している。

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