「グラウンドの外で何があっても変わらない」 早くも今季3号をマークした大谷翔平が語った”水原氏がいない日々”

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 そして、渦中の人となった水原氏の行方は未だ知れず。大谷自身の口座から巨額資金が違法賭博の胴元に流れていた事件をめぐっては、不透明な部分も残る。一時は大谷自身の関与も疑われるなど神経をすり減らす日々を送る中で、いかに集中力を保ったのか。この点についても大谷は質問に応えている。

 報道陣からグラウンドにおいての集中力をいかに保っているか聞かれると「野球をやる時に、特にそのことを考えてはいないですし、変な話、やってきた技術だったりというのは、基本的には変わらないと思うので、それをまずは信じて」と毅然とした態度を示しながら、こう続けた。

 「グラウンドの中で100%表現するというのが僕の仕事なので。そこはグラウンドの外で何があっても変わらないところかなと思います」
 
 昨年は日本人選手初の本塁打王に輝き、自身2度目のMVP、二刀流としてキャリアを重ねるなど前人未踏の道を切り開いてきた。今回自身を襲ったスキャンダルは様々な形で非常に大きなハレーションを巻き起こしたが、そこに揺らぐことはないとした。これこそ大谷の真骨頂だろう。

 直近5戦で3発と勢いをつけてきた。打率は・352まで上昇、OPSも1・075、本塁打は松井秀喜氏の持つ日本選手歴代最多175本にあと1本と迫る。

 苦しみを糧とした大谷が今シーズン、よりパワーアップすることは間違いないだろう。強力ドジャース打線の顔となるべく、今後も打ちまくる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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