ドジャース大谷翔平 3号含む3安打の固め打ち 開幕後の受難の日々を支えた「家族の絆」とは
そんな失意の日々を支えたのは結婚したばかりの真美子夫人、また昨秋から飼い始めた愛犬、デコピンの存在も大きかったようだ。
シーズン開幕から3週間が経過した現在の生活においては「基本的な生活のリズムまでも変わってないですかね。今日もそうでしたけど、ギリギリまで寝て(球場に)来る感じなので、基本的にはあんまり変わってないですけど」と、独身時代と時間の使い方に違いがないことを明かした。
一方でメンタル面では大きな支えになったとした。今回の水原氏が解雇された影響も受け、まだ生活基盤が整っていないとしながら、独身時代とは違い、家に戻ると真美子夫人とデコピンが待っている。「ここ数週間、色々あったので、隣に誰かいるかどうかはだいぶ違うと思いますし、そういう意味ではすごい『ああ、いてくれてよかったな』って思う時はあったかなと思います」とストレートな表現で感謝の気持ちを現した。
今春のキャンプで電撃結婚を発表、韓国遠征時でその姿が明らかになった真美子夫人は本拠地のドジャースタジアムでも熱心に応援する姿がキャッチされるなど、献身的なサポートで知られる。
新天地で溶け込もうと努力する大谷にならい、自身も選手夫人で構成される「奥様会」に積極的に参加するなど、選手がプレーに専念できるよう心配りを欠かさない。
大谷にとっても、緊張をときほぐす「ホーム」ができたことでより一層野球に集中できるなど、好循環が期待されている。
一時心配された不振もここ最近の快進撃を見れば心配ないだろう。今後も豪快なアーチを楽しみにしたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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