「本塁打の回避はもう不可能」大谷翔平が見せつけた衝撃の超特大弾に敵軍記者も激賞「彼の偉大さを認めなければいけない」
打った瞬間に手ごたえ十分といった表情を浮かべた大谷。自信を漲らせる偉才の一振りには、敵軍の記者たちも驚くばかりだ(C)Getty Images
打たれた投手が思わず目を背けるような打球だった。現地6月30日に行なわれたダイヤモンドバックス戦で、大谷翔平(エンゼルス)が放った一発だ。
チームが5点差を追っていた劣勢で一発は飛び出した。6回裏に先頭打者として打席に入った大谷は、相手先発左腕トミー・ヘンリーが2球目に投じた83.9マイル(約135キロ)のスライダー。ど真ん中に抜けた失投を捉えた当たりは、瞬く間にアナハイムの夜空へと消え、ライトスタンドの後方に着弾。飛距離にして493フィート(150.2メートル)という驚愕のアーチとなった。
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よほど手応えがあったのだろう。大谷は打った瞬間に確信めいた表情を浮かべた。そして真ん中に甘い返球を投げてしまったヘンリーも「パカンッ」という打球音を聞くと咄嗟にライト方向を見つめて「あぁ…」と吐露。そして、がっくりと肩を落とした。
強烈なインパクトによって生み出された一発には、目の当たりにしたダイヤモンドバックスを追う識者たちも驚くしかない様子だ。
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