大谷翔平が“絶好調”のアストロズ守護神から放った33号を米メディア称賛「反撃の口火になった」
33号を放った大谷。後半戦でも量産に期待したい(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は現地7月15日(日本時間16日)、本拠地で行われたアストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。9回の第5打席に今季33号のソロ本塁打を放ち、チームの逆転勝利に貢献した。
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9-12の3点ビハインドで迎えた9回裏、大谷にこの日5打席目が回った。二刀流はアストロズ守護神のライアン・プレスリーが投じた89.2マイル(約143.5キロ)のスライダーを完璧に捉え、打球をセンター後方のスタンドまで運んだ。打球速度は103.5マイル(約166.5キロ)、飛距離は404フィート(約123.1メートル)を計測。大谷がアーチを披露し、反撃の口火を切った。
二刀流の一発で勢いに乗ったエンゼルスは後続の打者から連打が飛び出し同点に追いつくと、延長10回には相手のエラーでサヨナラ勝ちを収めた。
チームを勢いづけた大谷に現地メディアからは称賛の声が上がっている。米スポーツ専門局『FOX Sports』アナリストで“大谷マニア”で知られるベン・バーランダー氏は自身のTwitterで「ショウヘイ・オオタニの33号。100本塁打を達成するかもしれない」と興奮気味にツイート。米メディア『オレンジカウンティ・レジスター』のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者も自身のTwitterで「ショウヘイ・オオタニが9回裏に反撃の口火となる第33号ソロ弾を放った」と反撃の一発を叩き込んだ二刀流を称えた。