大熱戦を制して連敗ストップのエンゼルス 指揮官は殊勲打のベテランに賛辞「彼にとって大きな瞬間だった」
貴重な一発を放ったムスタカス。エンゼルスの連敗ストップに貢献した(C)Getty Images
エンゼルスは現地時間7月15日、本拠地でアストロズと対戦し、延長戦の末、13-12という大激戦を制した。これでエンゼルスの連敗は6でストップ、通算成績は46勝47敗となった。
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このゲームでは、9-12のビハインドで迎えた9回裏、土壇場で飛び出した大谷翔平の33号ソロ本塁打がエンゼルスに流れを引き寄せ、その後の同点、逆転劇に繋がっている。前日には先発登板し敗戦投手となったものの、やはり背番号17はここ一番で絶大な存在感を発揮した。
また、両軍合わせて31安打という壮絶な打撃戦で勝利を挙げたエンゼルスの主役は他にもいる。後半戦より戦列に復帰したザック・ネトが7回に追い上げの一発を放ち、前日に続いて3安打を記録したミッキー・モニアックも最後まで打線に勢いをもたらしていた。
さらに7回裏、その時点で9-9の同点に追いつくこととなるスリーランホームランでチームに歓喜を湧き起こしたマイク・ムスタカスもこのゲームの勝利の立役者だ。先月下旬にロッキーズから移籍し、負傷者続出となったエンゼルスの中軸としてラインナップに名を連ねてきた34歳が、連敗ストップに大きく貢献する活躍をみせた。
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