なぜ?期限1週間前での大谷翔平”トレード除外”報道の裏に見えるエンゼルスオーナーの狙いとは

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 FAとなれば全30球団が自由に交渉できるといっても、今夏に将来有望な若手を数人獲得するために、大谷を一旦放出してしまうことは、大谷への心証が悪い。契約社会の米国ではそうした考え方は一般的ではなく、ドライな捉え方をする選手や球団、代理人がほとんどだが、大谷はそうではない。少なくともモレノ・オーナーはそう考えているということは、以前から報じられてきた。

 大谷は8勝目を挙げた21日のパイレーツ戦後、チーム愛を包み隠さず口にした。

「このチームで勝ちたい、プレーオフに行きたいという気持ちは変わらない。トレード市場で売り手になるか、買い手になるか、全然分からないことなので。去年、一昨年は完全な売り手側だった。チームとしての士気は全然違いますよね」

 まず、今夏のトレード移籍は望まず、エンゼルスでプレーオフを目指したい思いを口にした。その上で、プレーオフ進出は決して絶望的な状況ではなく、チームが売り手になるのか買い手になるのかはっきりしない状況は選手たちのモチベーションにも影響することも指摘していた。1週間早いトレード交渉終結は、大谷や選手たちへ買い手側へ回ったぞというメッセージであり、早速チームはホワイトソックスとのトレードで投手を2人補強してみせた。

 この夏や今シーズンだけでなく、このオフ、そして将来的な大谷との蜜月関係を築くための布石。そう考えると、異例の1週間前のトレード集結リーク報道も、腑に落ちてくるかもしれない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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