大谷翔平、初回に39号弾も痙攣で途中交代 地元メディアは「一日の終わりはいつもと違う雰囲気だった」とチーム状況をレポート
初回に39号本塁打を放った大谷。9回に交代した際は痙攣があったという(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は現地時間7月28日(日本時間29日)に行われた、敵地でのブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で今季39号本塁打を放つなど4打数2安打1打点を記録したものの、9回に代打を送られ、試合途中でベンチに退くこととなった。ゲームは1-4でエンゼルスは敗れ、連勝は4でストップした。
【動画】もう人間じゃない!? 大谷翔平の2試合連続「確信」の39号をチェック
この日、大谷は最初の打席で、ブルージェイズ先発のケビン・ゴーズマンが投じた初球、150キロのストレートをフルスイングでとらえライトスタンドに豪快に叩き込んだ。いきなり飛び出した先制弾は観客の度肝を抜き、さらに前日伝えられた脇腹の痙攣の不安を吹き飛ばすような当たりを放っている。
また6回の第3打席でも、外角のボールに上手く合わせレフト前へ運び、この試合2安打目を記録。得点にはつながらなかったものの、打撃面の好調さが伝わるバッティングをみせていた。
しかし、1-4と3点のビハインドで迎えた9回表、エンゼルスは一死満塁とホームランで逆点の場面を迎えるも、大谷の打順で代打にマイケル・ステファニックが送られている。エンゼルスにとって絶好のシチュエーションだったが、大谷が打席に立つことはなく、結局、得点を挙げられないまま試合に敗れた。