「彼は”違うタイプ”の選手だ」大谷翔平の42号を被弾したレ軍先発が脱帽「狙ったところに投げられたが」 

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大谷(右)の豪快なバッティングにグレイ(左)も舌を巻いた(C)Getty Images

 3試合ぶりの本塁打で勝利を呼び込んだ。

 エンゼルスの大谷翔平は現地時間8月16日(日本時間17日)、敵地でのレンジャーズ戦で今季42号本塁打を放ち、2-0の勝利に貢献した。

【動画】脅威のハイフライボール!敵地を騒然とさせた大谷の42号シーン





 初回、1死走者無しの場面でこの日最初の打席に立った大谷は、レンジャーズ先発のジョン・グレイに対し、1-0からの2球目、高めのストレートをとらえた。15キロと計測された速球を強振すると打球は高々と上がり、センターバックスクリーン横に飛び込んだ。見逃せばボールとコールされてもおかしくはない高さのボールを、ヘルメットを飛ばしながらスイング。豪快な一発で先制点をもたらした。

 さらにこの後の打席では3回と8回に内野安打で2度、出塁している。7月18日のヤンキース戦以来となる1試合3安打をマークしたこの日、長打力に加え足の速さも見せつける結果となった。

 エンゼルスは、大量点を許すなど一方的な展開で敗れた前日までの2戦とは対照的に、この日は投手陣も踏ん張った。先発のリード・デトマーズが8回途中までを被安打1、無失点と圧巻のピッチングを繰り広げ、レイナルド・ロペス、カルロス・エステベスと繋ぎ完封リレーでの勝利を収めた。

 また、終始ロースコアで進んだこの試合、レンジャーズのグレイも好投。大谷に被弾しながらも、7回を投げ失点は初回の1点のみ。しかしチームは敗れ、今季9勝目には届かなかった。

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