「史上最高かも」MLBトップの43号を放った大谷翔平の成績に米記者たちも衝撃「誰も信じていなかった」
打った瞬間に手のしびれから顔をしかめた大谷。しかし、打球は瞬く間にスタンドに届いた。(C)Getty Images
およそ投手のそれではないパワーに反響が止まらない。
現地時間8月18日に本拠地で行なわれたレイズ戦に大谷翔平(エンゼルス)は、「2番・指名打者」で先発出場。2回に43号となる満塁ホームランをマーク。これでシーズン56本ペースとし、ふたたび量産体制に入った。
【動画】大谷翔平、圧巻のパワー!43号アーチは球場騒然の満塁弾
頼れるスラッガーは絶好機を見逃さない。1-1で迎えた2回裏の第2打席だった。
2死満塁で相手先発右腕エラスモ・ラミレスと対峙した大谷は、カウント1-0から真ん中高めへ投じられた89.9マイル(約146.6キロ)のカットボールをレベルスイングして強振。バットの根本付近に当たってやや詰まったような音が鳴ったが、速度102.1マイル(約164.3キロ)を記録した打球は弾丸ライナーでライト方向へ飛び、瞬く間にスタンドに着弾した。
まさに千両役者ぶりを発揮した大谷。一塁を回る際に自軍ベンチを指さし、「見たか」と言わんばかりの振る舞いを見せた背番号17の打棒には球場も総立ち。割れんばかりの歓声が送られた。
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