大谷翔平 豪快44号2ランも2回に「腕の疲労」で緊急降板のアクシデント発生
特大の44号2ランを放った大谷(C)Getty Images
エンゼルス・大谷翔平は現地時間8月23日(日本時間24日)に本拠地で行われたレッズ戦のダブルヘッダー第1試合に「2番・投手」として先発出場。初回に44号2ランを放ちながら、投手としては2回途中に緊急降板した。
【動画】まさにロケットだ!23日のレッズ戦、ダブルヘッダー第1試合初回に豪快な44号ホームランを放った場面
打者として相変わらず、圧巻な姿を見せた。初回無死一塁で回ってきた第1打席、大谷は初対戦となったレッズ左腕、アンドリュー・アボットの初球を完璧に捉え、先制2ランを放った。打球速度115・7マイル(時速約186・2キロ)、距離442フィート(約134・7メートル)の特大弾。現地実況からは「ロケットだ!」の声が飛ぶほど、豪快なホームランでシーズン56発ペースとした。
そして投手としては、初回に先頭のT・Jフリードルをスライダーで二ゴロ。続くマット・マクレーンからはワンバウンドのスプリットで空振り三振を奪った。好調なエリー・デラクルスからもスプリットで空振り三振を奪って、初回は2三振、3者凡退で抑えるなど好調なすべりだしだった。
しかし自らで2点の先制点を奪った直後の2回は、先頭のスペンサー・ステアに四球を与えると、続くジョーイ・ボットを遊飛に打ち取り、6番のクリスチャン・エンカーナシオン・ストランドに対してカウント2―2からの5球目のフォーシームを投げたところで、首を振り指先を気にするような仕草を見せた。