エンゼルスが恐れるのは「契約延長をされるリスク」 大谷翔平のトレードに米記者が指摘「ほとんどの球団が連絡を取っている」

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日々激闘を続けているエンゼルス。そんなチームにあって大谷はなくてはならない存在だ。(C)Getty Images

 悲願のポストシーズン進出に向けてチームの士気が上がるなかで、大谷翔平(エンゼルス)の去就に対する注目も高まる一方だ。

 いまや大谷はエンゼルスにとってなくてはならない存在だ。現地時間7月19日に本拠地で行なわれたヤンキース戦では5打席(1打数)で4四球とノーヒットに終わったが、チームがスイープを達成した同3連戦では、打率.500、1本塁打、3打点、出塁率.714、長打率1.250、OPS1.964と活躍。打者として驚異的な勝負強さを発揮した。

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 これでエンゼルスはオールスター明けの6試合を4勝2敗、通算成績を49勝48敗として貯金を1にした。9年ぶりのポストシーズン進出にも望みが出るなかで、チームにとって悩ましいのも大谷なのである。

 マイク・トラウトら主力に多くの怪我人を抱えるエンゼルスにとって、大谷が絶対的な大黒柱なのは言うまでもない。だが、今オフにFA(フリーエージェント)となるだけに、トレードの噂は絶えない。米メディアにおいても、今季終了後に退団のリスクがある二刀流戦士を保有し続けるよりも、複数枚のトッププロスペクトとの交換で球団の将来を見るべきだという意見は強まっている。

 そうした状況で気になる情報も舞い込んでいる。米紙『New York Post』のベテラン記者ジョン・ヘイマン氏は「オオタニのトレードの運命はすべてアート・モレノの手にかかっている」と銘打った記事を掲載。かねてから大谷のトレード売却について「プレーオフ争いをしているうちは(大谷を)トレードをしない」と主張している名物オーナーの決断次第で市場の情勢が変わると見通した。

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