「この脚本は誰にも書けない」”50-50″に迫る大谷翔平 現実離れした歴史的プレーに米メディアが最敬礼「誰一人としてこの偉業に近づけなかった」
前人未踏の記録を更新し続ける大谷。注目度は高まるばかりだ(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平は「50本塁打・50盗塁」という歴史的偉業達成まで、秒読み段階に入っている。これまで毎シーズンのようにさまざまな話題を提供し続けてきた「日本人スター」は、メジャー7年目の今季、バットと走塁で球界を沸かせ続けている。
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シーズン半ばより史上初めての「50-50」が現実味を帯びてきたことで、大谷が打席に立つ度にファンの胸が高鳴り、その姿にはこれまで以上に多くの視線が注がれることとなった。まさに、MLBの歴史に刻まれる記録への期待感が膨らみ続ける中、現地メディアも大谷の快挙達成の瞬間を待ち焦がれているようだ。
米スポーツサイト『SB NATION』は現地時間9月16日(日本時間17日)に「歴史的偉業に挑むショウヘイ・オオタニ」と銘打ったトピックを配信している。その中では、今季の大谷のパフォーマンスを踏まえ、「ユニコーン。スーパースター。5ツールプレイヤー。ショータイム。史上最高。どんなニックネームや形容詞でも、ショウヘイ・オオタニを説明するのにぴったりだろう」と賛辞を綴っている。
さらに、「オオタニは、ベーブ・ルースでさえ達成できなかった歴史的な偉業に迫っている」として、「50-50」が間近であるとして、その上で「昨年、ロナルド・アクーニャJr.が史上初めて『40本塁打・70盗塁』の偉業を成し遂げたが、『50-50』はまた別次元の話だ」と指摘。続けて、「150年の歴史の中で、素晴らしい選手たちが数多くグラウンドに立ってきたが、二刀流の選手で、しかもまだ怪我から回復途中でこの偉業に近づいているのは、誰もいなかった。リッキー・ヘンダーソンでも、バリー・ボンズでも、ケン・グリフィーJr.でも、マイク・トラウトでもない。誰一人としてこの偉業に近づけた選手はいなかった」と歴代の名プレーヤーの名前を挙げながら、大谷の記録を絶賛している。