「ロバーツに車を」大谷翔平の”球団記録達成”に添えられたエピソード シーズン終了後には「本物」のプレゼントも?
大谷が今季8号を放ち、チームも11ー2で大勝した(C)Getty Images
やはり、この男のホームランは大きな話題となるようだ。
ドジャースの大谷翔平は現地時間5月4日(日本時間5日)、ブレーブス戦の第2打席で今季8号本塁打を放ち、デーブ・ロバーツ監督の持つ、日本出身選手による球団最多本塁打記録を更新した。チームも11-2で大勝、前日に続き強豪ブレーブスを破っている。
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先月、大谷はメジャー日本人最多記録を更新した際に、次の目標として「監督の記録を超えること」と公言していた。また、このブレーブス戦の試合前には、大谷が記録更新の“前祝”として、ロバーツ監督にポルシェのミニチュアをプレゼントしていたことを、監督本人が明かしており、グラウンド外での両者のやり取りも注目を集めた。
大谷は昨年12月のドジャース入団決定後、背番号17を譲りうける形となったチームメイト、ジョー・ケリーへ感謝の想いを表現するため、妻アシュリーさんに実物のポルシェをプレゼントしている。今回、指揮官に対してはミニチュアを贈ることになったものの、まさに絶好のタイミングでチーム記録更新となった。
そして、米国内メディアでも大谷の本塁打を報じるとともに、記録にまつわるこれまでの経緯などを紹介している。
スポーツサイト『theScore』では、「オオタニ、ドジャース史上日本出身選手最多HRでロバーツを抜いた」と銘打ったトピックを配信。その中で、ロバーツ監督の本塁打数との比較を行っており、「オオタニは、チームでの最初のシーズンでロバーツの記録を破った。ロバーツが7本塁打を放つには1043打席が必要だった」として、独特なニュアンスで記録更新を称えている。