無念の負傷者リスト入りも…大谷翔平の凄まじい成績に米記者は改めて愕然「MLB史上最も印象的」「球史に残る」
投打で数多の名シーンを生み出し、違いを作ってきた大谷。その活躍に改めて称賛の声が送られている。(C)Getty Images
ついに決定は下された。現地9月16日、エンゼルスは大谷翔平を右脇腹痛により10日間の負傷者リスト(IL)に入れ、今季の残り試合を欠場すると発表した。
前日にロッカーが整理され、「いよいよチームを離れるか」と思われていた大谷。奇しくも、チームのポストシーズン進出の可能性も潰えた日にシーズン完全離脱が決まった。
現地8月23日のレッズ戦で大谷は右肘の内側側副靱帯の損傷が発覚し、投手としての今季終了が決まる。それでも打者としてプレーを続けたが、現地9月4日のオリオールズ戦前に屋外で実施した打撃練習中に右脇腹を痛め、15日のタイガース戦まで11試合連続欠場を余儀なくされていた。
レギュラーシーズンを走り切れはしなかった。本人にとってみれば、無念の離脱というほかにないだろう。しかし、稀代の二刀流がメジャー6年目に残した凄まじい成績には、改めて称賛の声が集まっている。
まずは改めて、大谷が今季に叩き出した投打の成績を振り返る。以下は主なスタッツだ。
【打者】
打率=.304
出塁率=.412
長打率=.654
OPS=1.066
安打=151
本塁打=44
三塁打=8
打点=95
得点=102
塁打数=325
四球=91
盗塁=20
WAR=6
【投手】
勝利=10
投球回=132
防御率=3.14
奪三振=167
奪三振率=11.39
WHIP=1.06
被打率=.184
WAR=4