無念の負傷者リスト入りも…大谷翔平の凄まじい成績に米記者は改めて愕然「MLB史上最も印象的」「球史に残る」
いずれもリーグトップクラスの水準だ。チーム内で見れば、投打合わせて22冠。メジャー球団でこれをやってのける日本人選手がいるという事実には驚くほかにない。
そんな大谷の異能ぶりを示す成績には、米記者も改めて愕然としている。MLB公式のサラ・ラングス記者は、自身のX(旧ツイッター)において、チームのシーズン最後の10試合以上を欠場し、MVPを獲得したのは2019年のマイク・トラウト(MVP、最後の19試合)しかいない過去を紹介。そのうえで「オオタニはエンゼルスにおける最後の25試合を欠場することになるが、ありえないシーズンの証拠として、たぶんそれでもMVPを獲得する」と断言した。
また、MLB公式サイトのブレント・マグワイア記者もXで「今年の残りがどうなろうと、オオタニは投打のありとあらゆるスタッツでトップ5から10に入る。MLB史上最も印象的な3年間だったと言っていい」と指摘。さらに稀代の大谷マニアとして知られる米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏も「球史に残る素晴らしいシーズンのひとつであり、彼にとって2度目のMVP受賞につながるのは間違いない」と投稿した。
春先のワールド・ベースボール・クラシックから休みなく戦い続けた23年。その締めくくりは歯がゆいものとなったが、大谷が球史に刻んだ活躍は、誰の記憶にも残るに違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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