“打者・大谷”の存在が投手復帰へのブレーキに? 本人は順調さアピールも指揮官は慎重論「バットも非常に重要だ」

投打をこなす大谷の価値は計り知れない。投手復帰に慎重になるのは当然だろう(C)産経新聞社
世界一連覇を目指す今季のドジャースでは、大谷翔平のマウンド復帰が大きな話題のひとつだ。移籍2年目で初めてお披露目となるピッチング、そして「二刀流」での出場を多くのドジャースファンも心待ちにしている。
【動画】本人も思わず苦笑い 大谷翔平の縦列駐車シーンをチェック
2シーズンぶりとなる公式戦での登板に向け、スプリングトレーニングでも大谷の投球する様子が連日、報じられている。デーブ・ロバーツ監督からはまだ実戦登板の明確な時期などは明かされていないものの、「投手・大谷」として新たな投球スタイルを模索するなど、調整は順調に進められているようだ。
現地メディア『CLUTCHPOINTS』では現地時間2月20日、「ドジャースのショウヘイ・オオタニ、興味深い投球戦略の変更を実施」と銘打ったトピックを配信。キャンプでのピッチングの中で、大谷がノーワインドアップでの投球に取り組んでいる点にフォーカスしている。
同メディアは、「オオタニはマウンドに復帰するにあたり、投球のアプローチを一部変更する予定だ」と綴っており、これまでのセットポジションから現在はノーワインドアップを試していると説明。また、「この新しい戦略がスプリングトレーニングでうまくいけば、レギュラーシーズンでも採用する予定だ」と見通している。
1 2