「努力の量がクレイジー!」エ軍をわずか1か月で退団した元同僚が告白 間近で見た大谷翔平の凄み「本当に礼儀正しい」
鉄人クラスの活躍を続けた今季の大谷。その凄みを元同僚が語っている。(C)Getty Images
今季の大谷翔平(エンゼルス)の異次元さは誰もが認めるところだ。
最終的に右肘側副靭帯の損傷もあって負傷離脱。レギュラーシーズン終了を待たずして激動の1年は幕を閉じた。それでも投打で彼が残した成績は圧巻の一語だった。打ってはア・リーグ最多の44本塁打に加え、打率.304、95打点、OPS1.066と軒並みハイアベレージを記録。さらに投げても10勝(5敗)、WHIP1.06、奪三振率11.39とエース級の働きを見せた。
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まさに規格外だった。そんな大谷を「ナイスガイ」と評したのは、今年7月にエンゼルスにトレードで加入したルーカス・ジオリトだ。現地時間11月3日に『JomBoy』のポッドキャスト番組「Baseball Today」に出演し、二刀流スターへの想いを打ち明けた。
エンゼルス加入から約1か月後の8月31日にウエーバー公示を受け、ガーディアンズに移籍したジオリト。ゆえに大谷とチームメイトだった期間は決して長くはなかった。それでも29歳の右腕にとって偉才との日々は大きな刺激になったという。
大谷について「ショウヘイは本当に素晴らしい。彼はスペイン語も、英語もある程度、分かる。それにイッペイ(通訳の水原一平さん)もそばにいたからコミュニケーションに困ることはなかった」と振り返ったジオリトは同僚となって感じた二刀流の凄みを語った。
「彼とはたくさん対戦してきたし、凄さもよくわかっていた。だから、チームメイトになって、『さぁどういう準備をしているんだ?』『どんな秘密があるんだ?』って良く監視したんだよ。それで分かったのは、彼はスーパーギフテッドなんかじゃなくて、努力の量がクレイジーだってことだった」