大谷翔平のトレード放出を推奨! 元MLBスターがエンゼルスの現状に嘆き「後退しているのは明らかだ」

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トレード市場が活況を呈していくメジャーリーグ。そのなかで大谷の存在感も増している。(C)Getty Images

 白熱の戦いが続くレギュラーシーズンも折り返しを迎えたメジャーリーグ。各チームの状況が日々刻刻と変化するなかで、約1か月後にデッドライン(8月1日)を迎えるトレード市場もせわしなくなっている。

 数多の選手たちが話題となるなかで、小さくない脚光を浴びているのが、大谷翔平(エンゼルス)だ。今シーズン終了後にFA(フリーエージェント)となる二刀流戦士だけに電撃トレードに踏み切るのではないかという憶測は絶えず報じられている。

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 もっとも、エンゼルスにとって大谷は絶対的な主軸だ。マイク・トラウトが4日に左手有鈎骨の骨折が判明し、長期離脱を余儀なくされたいま、29歳の日本人を除いてチームを牽引できる存在はいない。

 とはいえ、チーム状況は芳しくない。ワイルドカード争いでもプレーオフ出場圏内から2.5ゲームも差をつけられている。この現状を考えれば、エンゼルスが大谷をトレードに出し、トッププロスペクトを複数枚獲得する可能性も捨てきれない。

 すでに現地識者の間でもさまざまな可能性が論じられている。そうしたなかで、「次に進むべき時が来たんじゃないかなって思うよ。最悪なチームと言いたいわけじゃないけど、後退しているのは明らかだ」とトレードを強く訴えたのは、かつてレッズやメッツなどで活躍したトッド・フレイジャー氏だ。

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