わずかな期間で与える「莫大な価値」 米名物記者が説く大谷翔平をトレードで獲得すべき理由「オオタニは数字で推し量れない」
米紙『New York Post』の名物記者ジョン・ヘイマン氏は、「今シーズン前半戦のポジティブなニュースはショウヘイ・オオタニのこの世のものとは思えないようなパフォーマンスだ。彼は個人として史上最高のシーズンを過ごし、最も早くMVPを手にした」と大谷のセンセーショナルな活躍を賞賛。そのうえで囁かれるトレードを「アート・モレノ(オーナー)をはじめとするエンゼルスの幹部は放出に消極的だ。チームの置かれた状況やロジックはオオタニが去らなければならないと告げている」と分析。そして、買い手となる球団が獲得すべき理由を列挙した。
「若干ではあるがエンゼルスがオオタニをトレードに出す可能性は残されている。獲得に乗り出す球団のメリットは数多にある。オオタニの価値はもはや数字では推し量れない領域にあり、彼がもたらす興奮は天井知らずだ。仮にトレードで獲得したチームは、フリーエージェント後の彼に長期滞在するよう説得するうえで、重要なスタートを切ることができるだろう。たったレギュラーシーズン終了までのわずか2か月とはいえ、非常に大きな価値をもたらすに違いない」
米球界の名物記者をして「彼には莫大な価値がある」と言わしめた大谷。彼とエンゼルスの決断は、現地8月1日に迎えるトレード市場のデッドラインデーまで注目を集め続けそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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