「エンゼルスは前に進まなければならない」大谷翔平の退団が決定したエンゼルス 米識者が指摘した“再建方法”とは
大谷の移籍によってエンゼルスの戦力ダウンは免れない状況だ(C)Getty Images
「エンゼルスファンが長年恐れていた日がついにやってきた」
エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平は現地時間12月9日(日本時間10日)に自身のインスタグラムを更新し、ドジャースに移籍することを自ら発表した。現地の複数メディアによると、大谷はドジャースと10年総額7億ドル(約1014億円)の契約を結んだという。
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全米が注目した大谷の去就がついに決定した。移籍先候補には様々な球団の名前が挙がっていたが、常勝軍団・ドジャースとの契約で終止符が打たれた。
二刀流スターのドジャース入りについて様々な意見が飛び交っているが、落胆しているのはエンゼルスファンだろう。米メディア『オレンジカウンティ・レジスター』のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者は記事を配信し、「エンゼルスファンが長年恐れていた日がついにやってきた。エンゼルスのユニフォームを着た6年間で歴史を変えたショウヘイ・オオタニは、10年7億ドルでドジャースと契約を結んだ。今、エンゼルスとそのファンは、オオタニの後の人生と向き合わなければならない」と、大谷のエンゼルス退団に落胆した様子を示した。
大谷が在籍した6年でプレーオフに進出することができなかったエンゼルスだが、二刀流スターがチームに与えた影響は計り知れない。そんな大谷が退団することが決まったが、今後エンゼルスはどう再建していくべきなのか。フレッチャー記者は記事の中で自身の見解を綴っている。
同氏は「明らかに、オオタニの不在はラインアップに穴を残すだろう。彼は過去3年間で OPS.964を記録した。その間、他のどの打者よりもはるかに優れていただけでなく、耐久性もあった。オオタニは過去3シーズンで124本塁打を放ったが、これはマイク・トラウトのほぼ倍である。さらに、エンゼルスでの投手としてのキャリアは過去3シーズンで428回1/3を投げてチームをリードした」と、大谷の退団によって投打で大きな穴が空くことを指摘。