大谷翔平をトレードしないのは「無責任」 米記者がもどかしいエ軍首脳陣を辛辣批評「オファーに耳を傾けないのは愚かだろ」
15日のアストロズ戦では3三振と良いところがなかった大谷。それでも彼の話題は尽きない(C)Getty Images
エンゼルスが苦しんでいる。
現地7月15日に本拠地で行なわれたアストロズ戦では壮絶な打ち合いをサヨナラ勝利で制したものの、直近10試合で2勝8敗と大きく負け越しており、借金数も「2」に膨らんでいる。
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マイク・トラウトやアンソニー・レンドーンといった主力の故障が相次ぐなかで投打ともに状況は芳しくない。日々ポストシーズン進出への望みが薄くなるなか、巷では絶対的な主力である大谷翔平の去就に注目が集まり続けている。現地8月1日のトレード期限が迫るなかで、エンゼルスが今オフにFA(フリーエージェント)となる「球界最高のスター」を元手に再建に舵を切るという見方が強まっている。
もっとも、「はなからオオタニをトレードする考えは持っていない」と公言しているアート・モレノオーナーをはじめとするエンゼルス首脳陣は大谷のトレード放出に否定的な考えを崩していない。それでも球団ワーストの14連敗を喫した22年を彷彿とさせる戦況から「(トレードの)可能性は完全には消えてない」と論じる識者は少なくないのである。
米メディア『Barstool Sports』のジャレッド・カラビス記者は自身のツイッターで率直な意見を投げかけている。MLBの公式ネットワーク番組『MLB Network』でのジョン・モロシ記者による「エンゼルスは他球団からオファーがあれば検討する。今はオファーを聞くモードに入っている」とリポートを引用し、次のように論じた。