大谷翔平の“放出論”に「うんざりだ」 米識者が過熱する報道を否定「オオタニのトレード話をするのはやめよう」
エンゼルスが苦境にあるため、トレードの噂が絶えない大谷。その去就報道に米識者が熱弁を振るった。(C)Getty Images
大谷翔平(エンゼルス)の快進撃は止まらない。
現地7月18日に本拠地で行なわれたヤンキース戦では、3試合連続の35号本塁打を含む4打数3安打を記録。これで直近7試合での打撃成績は.379、4本塁打、出塁率.441、長打率.897のハイアベレージだ。
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後半戦も勢いが止まらず、相手からすれば手のつけられない感がある大谷。そんな二刀流の天才は、今オフでフリーエージェントとなるため、トレードの噂が絶えない。現地8月1日に期限が迫るなかで、ヤンキースやドジャースといったポストシーズン進出がかかる名門に移籍する可能性を論じる報道は過熱している。
そうした状況下で、MLBの公式メディアでも熱い意見が論じられた。現地7月16日に『MLB Network』の番組「Intentional Talk」に出演した、エンゼルスの地元局『Bally Sports Wset』でコメンタリーを務めるマット・バスガーシアン氏は「オオタニにふさわしいトレードパッケージとは何か?」と切り出し、自らが「フィールドに立つ最も優れた人材」と評する二刀流戦士の去就に対する持論を展開した。
「もし、あなたがショウヘイ・オオタニを買うチームだとしよう。シーズン終了後に引き留める余裕がなくなるかもしれない男のために、球団最高のプロスペクトをすべて放出するのはかなりのリスクがある。