エ軍が手放さなかった大谷翔平という“金脈” 米識者が明かした偉才の価値「オオタニというだけ莫大な収入を得られる」
異次元の活躍とカリスマ性から莫大な収益をもたらす可能性がある大谷。その去就は小さくない注目を集め続けている。(C)Getty Images
キャリアの分岐点となるFA(フリーエージェント)イヤーに、球史に残る規格外のプレーを披露した大谷翔平。今オフは彼がどこに移籍するのか、いったいどれだけの契約を手にするのかが注目を集め続けている。
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注目を集めるに値するだけの堂々たる成果を今季の大谷は上げたと言っていい。最終的に右肘側副靭帯の損傷という無念の大怪我を負ったものの、史上初となる「シーズン2桁勝利&40本塁打以上」を達成。さらに日本人メジャーリーガーで初となる本塁打王の称号も手にした。
投打で異能ぶりを見せつけた。その価値は誰もが認めるところだ。現地10月6日に公開されたYouTubeチャンネル『Foul Territory』のコメンタリーを務めるスコット・ブラウン氏は「彼の移籍金は5億ドルからだと言わせてほしい」と断言。「なぜなら彼が特殊だからだ」と続けた。
無論、来季は右肘側副靭帯の損傷の影響によって投手としての登板は不可能だと見込まれている。それでも大谷に対する「5億ドルの価値」と論じるブラウン氏は、こう続けている。
「彼は来季以降に今までのように投げる可能性はかなり高いと思う。それもリーグ全体でもトップクラスのピッチングでね。それと周知の事実ではあるけど、ショウヘイはエンゼルスに他のどの野球選手よりも多くの金をもたらした。私はエンゼルスが彼に関連したスポンサー契約だけで2000万ドルを手にしたという噂も聞いたことがあるよ」