理想は往年の大投手!? 元オリ助っ人ジョーンズが大谷翔平の抑え転向のシナリオを提唱「可能性はあるんじゃないか?」

タグ: , , , 2023/10/20

 ジョン・スモルツは米球界に知らぬ人はいないほどの大投手だ。そのキャリアはまさに異色で、先発投手としてサイ・ヤング賞を獲得しながらも、右肘の靭帯を痛めた2000年にトミー・ジョン手術を執行。やはり1年のリハビリ期間を経て、2001年からクローザーに転向し、通算154セーブを挙げた。

 晩年は先発投手としてマウンドに立ったスモルツ。そんな往年の名投手を引き合いに出したジョーンズ氏は、「毎日登板とまではいかないかもしれないが、先発よりは短いイニングで、多くの機会を得られる。4、5年後にオオタニがクローザーになっている可能性はあるんじゃないか?」と断言した。

 これに番組にゲスト出演していた米スポーツ専門局『ESPN』のアナリストであるティム・カークジャン氏も呼応。「私も彼のスキルなら素晴らしいクローザーになれると思う」と同意したうえで、「だけど、打者としての仕事との組み合わせは本当に難しいと思う」と持論を展開した。

「オオタニをクローザーに配置転換するかどうかをエンゼルスの関係者に尋ねたことがある。そしたら彼らは『ノーだ。それはありえない』と言っていた。彼はあくまで先発投手のタイプなんだ。リリーバーではない」

 クローザーとしての大谷と言えば、アメリカ代表とのWBCの決勝が思い出される。1点差の9回に登板し、2死無塁の局面で、敵主砲マイク・トラウトから三振を奪った場面は、多くの野球マニアに衝撃を与えた。

 ゆえにカークジャン氏の指摘する通り、大谷はクローザーとしても異彩を放つ可能性はある。しかし、打者としても出場を続けながら、1シーズンに50~60試合に登板するのは、さすがに非現実的と言えよう。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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