WARは1位でも守れなきゃMVPにあらず? 大谷翔平への米記者の“過小評価”に広まるハレーション「接戦ですらないのに」
そうした結果をふまえ、一部の米記者たちの大谷に対する“過小評価”にはハレーションも広まっている。ドジャース専門のポッドキャスト番組『The Incline: Dodgers Podcast』でホストを務めているケビン・クレイン氏は「二人の争いは接戦ですらないのに」と強調し、両者の打撃スタッツの差を訴えている。
メジャーリーグにおいてフルタイムの指名打者選手がMVPを受賞した過去はない。実際、WARも指名打者選手は一律にマイナス評価を下される。そうした歴史的な背景を考えても、「打者専任」となっている大谷が栄冠に輝くのは難しいようにも思える。
ただ、現時点で大谷のWARは、守備に就いているライバルを凌駕している。この驚異的な状態がシーズン終盤まで続けば、シビアな現地記者たちの評価にも変化が起きるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】大谷翔平、目の覚める衝撃の26号! 直近12戦9発目の猛打に米実況も愕然「壮大な摩天楼のようだ」
【関連記事】大谷翔平、“史上初のMVP”に現実味 「最重視される指標」もリーグ断トツ1位の異能ぶり「疑いの余地などない」
【関連記事】三冠王も見えた!? 大谷翔平の“87年ぶりの偉業”に期待高まる MLB公式番組でも議論「投手としてプレーしていない今年はチャンス」
1 2