「彼以外に誰がそれに値する?」大谷翔平は“史上初”の栄冠をつかめるか DHで初のMVPとドジャースの歴史で初となる偉業
大谷とタイトル争いで強力なライバルのハーパーは左太もも裏を痛めていたが、この日の試合から復帰。4打数無安打2三振に終わったものの、ここまで77試合に出場して打率.299、20本塁打、58打点の好成績を収めている。6月の月間MVPも獲得し、球宴ファン投票でもナ・リーグ最多得票を集めた人気選手だ。
そんな強敵を蹴散らし、大谷が三冠王に輝けば、ドジャースの歴史で初めてということになる。また、MVPを獲得すれば、DHでは史上初の快挙となる。守備に就かない大谷への逆風もあるものの、現時点では文句なしの成績を収めているのは確かだ。これまでもメジャーの歴史を塗り替えてきた男は、果たして2つの栄冠をつかむことができるだろうか。
あと残り5試合で前半戦が終了する。メジャー通算200本塁打まであと「1」、4年連続30号到達まであと2本と迫った。まずは目前に迫ったこの記録を達成し、前半戦ラストスパートをかけたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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