大谷翔平の今季中の投手復帰は「敬意を欠く行為」 海外記者が物議醸すアイデア批判「他の選手との信頼も重要だ」
ようやくブルペンでの投球練習をはじめ、少しずつギアを上げている大谷。(C)Getty Images
いまだリハビリの途上にある「投手・大谷」は、ドジャースの悲願であるワールドシリーズ制覇のキーマンになるかもしれない。現地メディアでは、電撃的な復帰の可能性がしきりに論じられている。
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昨年9月に右肘側副靭帯にメスを入れた大谷翔平は、今シーズンは打者に専任。投手としては、去る8月31日（現地時間）にようやく捕手を座らせてのブルペン投球を始めたばかり。それも10球のみと、実戦復帰に向けた“第一歩”という感は否めない。
しかし、今シーズン中の「投手復帰」に関しては、現地で小さくない話題となっている。ドジャースの地元紙『Los Angeles Times』のコラムニストであるビル・プラシュケ氏は「オオタニは競争力のあるピッチングをする準備ができているはずだ」としてポストシーズン中に中継ぎとして起用する仰天プランを提唱した。
だが、長期的な視点で見れば、復帰は来年以降が妥当だろう。実際、海外メディアではプラシュケ氏の中継ぎとしての投手復帰論に否定的な見方は強まっている。カナダのスポーツ専門ラジオ局『Sportsnet 590 The FAN』の番組「Blair and Barker」のホストを務めるジェフ・ブレア氏は、こう断言している。
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