偉業に迫る大谷翔平を揶揄した伝説打者に苦言! 元MLB戦士が訴えた偉才の“価値”「オルティスもオオタニに勝てるかは疑問だ」

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ただただ打つだけでなく、走ることでも違いを生み出す大谷。(C)Getty Images

 大谷翔平(ドジャース)がいよいよ金字塔に迫っている。

 現地時間9月11日、大谷は本拠地でのカブス戦に「1番・指名打者(DH)」で先発出場。初回の第1打席で右中間スタンドへ47号本塁打を放つと、第2打席には四球を選んで出塁。すかさず二盗も成功させて今季48盗塁に到達。18試合を残し前人未到の「シーズン50本塁打・50盗塁」まであと「3本塁打、2盗塁」とした。

【動画】アジア勢最多に並んだ!大谷翔平が“弾丸ライナー”の47号を放つシーン

 大谷の偉業にむけたカウントダウンが本格化し、いよいよ機運も高まってきている。そうした中で、とあるレジェンドのコメントが波紋を呼んでいる。声の主は「史上最強のDH」と称賛されたデビッド・オルティス氏だ。

 レッドソックスに在籍していた2006年に54発を放ち、アメリカン・リーグの本塁打王に輝き、現役引退後の22年には米野球殿堂入りも果たしたオルティス氏。そんな百戦錬磨のレジェンドは、大谷についてドミニカ共和国の放送局『Z101 Digital』のエクトル・ゴメス記者のインタビューで「今年、『MLBのかわいい女の子』であるオオタニがMVPの獲得レースに出た時には、彼らが何を言うかを見守るつもりだ」とバッサリ。同じDHだった自身と大谷の扱いの違いに苦言を呈した。

「MLBは毎日のようにオオタニが50-50に到達するように奨励している。一方で、フランシスコ・リンドーア(メッツ)のような選手は抑制されている」

 周囲のキャンペーン方法を含め、MLBをけん制。米国内の大手メディアからも「後押しを受けている」とする大谷にMVPを与えるべきではないと改めて主張した。

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