今季終了の大谷翔平 米メディアが手術後の復帰時期を予想「スプリングトレーニングの終わりには打者として」
二刀流スターの今季終了の決定には現地の各メディアが反応。米紙『Washington Post』も記事を配信し、来季以降の復帰時期について見解を示している。
同紙は大谷の今季終了に触れた上で、「もしオオタニがトミー・ジョン手術を選択するのであれば、復帰を早めるためにも早く手術を受けたいようだ。フィリーズのスター選手、ブライス・ハーパーはトミー・ジョン手術を受けてから半年足らずで指名打者として戦列に復帰した。もしオオタニが数日中に手術を受け、ハーパーのような早いスケジュールで復帰を果たせば、早ければスプリングトレーニングの終わりには打者として復帰できるだろう」と記載。打者としては早ければ来春に復帰できるのではという見解を示した。
しかし、あくまで二刀流での復帰を目指す大谷。同紙は「オオタニは打者だけの復帰を望んでいるわけではないので、より充実したリハビリが必要になるかもしれない」と、打者として最短での復帰を選択せず、リハビリに時間をかける可能性も示唆した。
また、今オフにFAとなる二刀流スターだが、「オオタニがエンゼルスの戦列に復帰するか、あるいは他球団の戦列に加わるかは、まだわからない。しかし、残留を目論むフランチャイズ・プレーヤーのほとんどが9月中旬にロッカーを空にすることはない、ということは注目に値する」と、同紙は大谷がクラブハウスのロッカー整理をしたことに注目していた。
歴史に残るシーズンを終えた大谷翔平。今オフの動向には大きな注目が集まるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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