“高校生レベル”から米記者の想像を超えた「打者・大谷翔平」 MLBで超一流となった偉才の進化「打てるか疑問があった」

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いまやMLB屈指の強打者となった大谷。その打撃スキルに米記者も脱帽した。(C)Getty Images

 稀代の天才は、目の肥えた敏腕記者の「想像」を遥かに超えていった。大谷翔平(エンゼルス)だ。

 2017年のオフに念願だったメジャーリーグ移籍を叶えた大谷。当時の彼に対する見方は、どちらかといえば、“疑念”の方が強かった。

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 日本のプロ野球界で投打二刀流を成功させたポテンシャルを高く評価された一方で、メジャーの檜舞台で二刀流を成功させるのは不可能ではないか、どちらかに絞るべきではないかという声が相次いだ。当時の米メディア『Sporting News』が掲載したレポート内で、匿名のMLBスカウトは「バッターとしてのオオタニは普通の高校生レベルだ」と酷評したほどだ。

 しかし、メジャーで研鑽を積んだ大谷は瞬く間に飛躍。アメリカン・リーグの本塁打王争いを演じる強打者に成長した彼を「高校生レベルだ」と揶揄する識者やメディアはどこにもいない。

 そんな大谷の飛躍に自らの野球観を改めさせられた関係者は少なくない。米メディア『The Athletic』のキース・ロー記者は、「日本ハムがオオタニをポスティングした時に、私は完全に投手として彼を見ていた。投打両方をこなすには膨大な作業量が必要とされ、納得させるほど打てるかどうかに疑問があった」と指摘。とりわけ「打者・大谷」に疑いの目を向けていたと告白した。

 ロー記者が疑いを持つのも無理はない。日本での最終年となった2017年の大谷は231打席で63三振(三振率27.3%)と芳しくはなかった。ゆえに同記者は「シーズンの4分の1以上の打席で彼は三振していた。これはメジャーリーグに移籍する選手にとっては非常に高い三振率で、こっちの投手の高い実力を考えた時に、三振率は下がらずに上がる傾向があると考えた」と強調する。

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