大谷翔平、“二刀流完全復活”への道のりは険し…投手復帰が暗礁で米記者も懸念「春先よりも不確実になっている」
これまで「5月復帰が妥当」と語ってきた指揮官の言葉は、大きな不安を感じさせるものではない。ただ、当初の予定よりも再起計画に遅れが生じているのは間違いない。米紙『Los Angeles Times』のドジャース番であるジャック・ハリス記者は「2月1日のファンフェスタで『5月より(復帰は)もっと早くなるかもしれない』と語っていたロバーツ監督の答えは大幅に変わっていた」と指摘。「この展開事態は予想できたことではある。ドジャースはオオタニのリハビリに慎重を期していた」としつつ、こう続けている。
「投手としてブルペン投球を再開し、実戦で打者と対戦し、最終的にレギュラーシーズンで登板するまでのスケジュールは、春先よりも遥かに不確実になってきている。ただ、彼らの目標は、シーズンの終わりまでにオオタニを完全な状態にし、レギュラーシーズンの終盤、さらにプレーオフに向けて魅力的な二刀流の才能を最大限に発揮させることだ」
打者としてプレーを続けながら、肘にメスを入れる大怪我から復帰をするのは前代未聞。それだけにドジャースが慎重になるのは必然か。いずれにしても、二刀流の完全復活への道のりは一歩ずつ進んでいく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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