トミー・ジョン手術なら“完全離脱”は不可避…大谷翔平の今後に米紙は悲観「最高の契約は肘の状態に左右される」
周知の通り、大谷は今オフにFA(フリーエージェント)となる。それだけに今回の故障による影響は、莫大な金額が予想される契約にも及ぶと見られている。
すでに米メディアは悲観的な声を上げている。ニューヨークの大手紙『New York Post』は、「アメリカン・リーグの本塁打王を独走するオオタニにとってタフな一日となった」と一連の状況を報道。そして「他に類を見ないリーグMVP筆頭候補者であるオオタニはエンゼルスでの画期的な6シーズンを終え、間違いなく球史に残る最高額の契約を受けると期待されていた。がしかし、それは右肘の健康状態に左右されることになった」と嘆いた。
また、米スポーツ専門メディア『The Athletic』も「オオタニの緊急降板は、エンゼルスのシーズンにとってはもはやどうでもよかった。むしろ、彼が離れた後のひどいパフォーマンスで、現実がまたも明らかになった」とチーム状況を酷評。そのうえで「エンゼルスは苦痛から解放された惨めなエンディングへとまっしぐらだ」と、チームを牽引してきた二刀流戦士の離脱を憂いた。
球界で一大センセーションを巻き起こしてきた。そんな大谷に襲い掛かった不運に、野球界が動揺を隠せずにいる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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