大谷翔平、FA移籍の場合は最高「11年907億円」か 米記者が契約金を予想

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今オフにFAとなる大谷の去就についての議論は、今後ますます白熱していきそうだ(C)Getty Images

 シーズンオフにエンゼルスとの契約が切れる大谷翔平。来シーズンはどのチームのユニフォームを着てプレイするのかはもちろん、投手としても打者としても一流の成績を残しているため、どれほどの契約金になるのかも熱視線が注がれている。

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 アメリカのスポーツ専用メディア『ESPN』のブラッドフォード・ドゥーリトル氏は大谷の移籍について指摘しており、まず「オオタニ以上の生産性を発揮した選手はおらず、それに近い選手もいない。前例のない能力を持つ打者と投手の二刀流として、まるで2つの異なる選手が同時に、2つの登録枠を占めているかのような価値を生み出すことができる」と高く評価。投球や打撃だけでなく、足の速さにも触れ、全ての指標でトップクラスであるとした。

 次に契約金の話題に移り、直近で大谷と似たような成績を残した選手の契約状況をまとめ、「打者の平均契約額1億6200万ドルと投手の平均契約額1億4150万ドル。足すと3億350万ドルになる」と分析。

 とはいえ、大谷はこれまでの平均的なFA選手と比較はできないとして、2022年オフにフィリーズと11年3億ドルの契約を結んだ打者のトレイ・ターナー、2019年オフにヤンキースと9年3億2400万ドルの契約を結んだ投手のゲリット・コールという近々で最高クラスの契約をした打者と投手の2人の名前を挙げる。そして、この2人の契約を鑑みたうえで計算した結果、大谷の契約内容は11年6億2400万ドル(約907億1000万)、平均年俸5670万ドル(約82億4000万円)になると試算。現在MLBの最高年俸はメッツのマックス・シャーザー(約4333万ドル)とされており、それを上回る可能性を示唆した。

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