大谷翔平、2度目のTJ手術なら再起は可能? 米医師が語った“リスク”とMLBでの成功例は――
現在レンジャーズに所属するネイサン・イオバルディは、2度のトミー・ジョン手術経験者ながら快投を披露。とりわけ今季は圧巻だった。今月に右上腕部の張りで戦線を離脱するまで、19先発で11勝(3敗)、防御率2.69、WHIP1.01とサイ・ヤング賞級のピッチングで球界を沸かせた。
さらに大谷と同様に5年の間で2度のメスを入れた投手もいる。カブスに所属するジェイムソン・タイオンは2014年と2019年にトミー・ジョン手術を経験。昨年にヤンキースで規定投球回(177.1)を投げ、14勝をマーク。見事に再起を遂げ、昨オフにはカブスとの4年6800万ドル(約99億2800万円)の大型契約を勝ち取った。
無論、2人はあくまで一部に過ぎない。以前のように投げられない投手の例もある。それでも29歳と比較的若く、耐性も見込める大谷ならば、時間を要してもトミー・ジョン手術を乗り越えられる可能性は小さくないはずだ。
はたして、大谷はいかなる決断を下すのか。いずれにしても、彼の挑戦を信じて見守りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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