2度目の満票は“史上初”の快挙! 大谷翔平、2年ぶり2度目のメジャーMVP獲得 早期離脱も功績を評価
大谷は西海岸でのプレーを望んでいるとされるが…(C)Getty Images
まさに歴史的な快挙だ。現地時間11月16日、メジャーリーグの最優秀選手(MVP)が発表され、アメリカン・リーグでは大谷翔平(エンゼルス)が受賞した。2021年の初受賞以来の戴冠で、2度目の満票受賞はメジャーリーグ全体でも史上初となった。
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今季も投打で凄まじい活躍を披露した。打者としては、日本人選手以上初のタイトル獲得となる44本塁打をはじめ、打率.304、95打点、102得点、OPS.1.066と軒並みハイアベレージを記録。一方で投手としても2年連続となる2桁勝利(10勝)をマーク。132イニングを投げ、防御率3.14、WHIP1.06、奪三振率11.39と堂々たる数字を残した。
今年8月に右肘側副靭帯の損傷し、投手としての離脱が決定。さらに翌月4日には右脇腹痛によって完全離脱となり、シーズン終盤は無念の欠場を余儀なくされた。それでも投票権を持つ全米野球記者協会の記者30人全員が1位票を入れた。それは史上初となる「シーズン2桁勝利&40本塁打以上」の金字塔を打ち立てるなど、二刀流で高めた声価がしっかりと評価された形と言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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