「彼ほど規律正しい人間を知らない」元エ軍監督が大谷翔平の“努力”に感嘆「どんな時も最高の選手になりたいと思ってる」
大谷の飛躍を支えたネビン監督は、二刀流スターの舞台裏での努力を称えた。(C)Getty Images
日本列島も大いに沸いた“戴冠”だった。現地時間11月16日、大谷翔平が今シーズンのアメリカン・リーグにおける最優秀選手(MVP)に選ばれた。
初受賞となった2021年以来となる2度目のMVPも満票だった。これは史上初の快挙でもある。最終候補にノミネートされていたコーリー・シーガーとマーカス・セミエン(ともにレンジャーズ)はいずれも実績十分の強敵だったが、最後は投票権を持つ全米野球記者協会の記者30人全員が大谷を認める形となった。
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投手として2桁(10勝)勝利を挙げ、打者としては44本塁打を放ち、日本人選手史上初となる同タイトル獲得した今季の大谷。8月に右肘側副靭帯の損傷、9月に右脇腹痛と相次ぐ故障で早期離脱を余儀なくされたが、彼の二刀流は間違いなく進化を遂げていた。
そんな二刀流スターの飛躍に感嘆の言葉を漏らしたのが、エンゼルスの“元監督”となったフィル・ネビン氏だ。
名将ジョー・マッドンが電撃解任された22年6月から指揮を執ったネビン氏。最終的に23年シーズンをもって指揮官の職を解かれたが、三塁コーチから抜擢された同氏の姿は、日本でも幾度となく話題となった。
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