大谷翔平に特大弾を被弾…今も消えない衝撃を米左腕が告白「首を傾げたくなるボールも打たれるんだ」
現地10月2日に地元紙『The Dnvr』の取材に応じたフリーランドは、「信じられない瞬間だった」と回想。打たれた一球には「自信があって、明確な狙いがあったんだ」と告白している。
「あの時、僕は本当にストライクゾーンに投げるつもりはなかった。彼を打席から引かせるためのボールだったんだ。少しでも動いてくれたら次のボールの布石になると思っていたからね。ただただ彼の身体を引かせるか、弱い当たりの打ち損じか、ファウルボールになればいいと期待していたんだ。でも、彼は打ったんだ」
さらに「普通はあのコースのボールを引っ張ろうとしたら、(バットの)ヘッドが早く出すぎてファウルになるんだ。でも、オオタニは右中間に飛ばした。ああいうボールを引っ張る術を心得ており、バレルを乗せる正しいアプローチを知っている。そういう資質のある選手だ」と強調したフリーランドは、こう続けている。
「僕も彼が打ってきたとんでもないホームランの数々は見てきた。でも、あの一発は彼がどんな選手で、打席内でのカバー能力の広さを明らかに示すものだった。僕ら投手からすると、『なんで打てるんだ?』と首を傾げたくなるようなボールも打たれるんだ。あれは間違いなくそういうホームランだった」
大谷がまざまざと図抜けた打力。本塁打王となった男の凄みは打たれた投手を思わず脱帽させるものだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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