二刀流は「今も理解できてない」 同僚投手が語った“スーパースター”大谷翔平の凄み「プライバシーはない。常軌を逸してる」
日々グラウンドに立ち続け、脚光を浴びる大谷。その姿を同僚が慮った。(C)Getty Images
いまや球界では知らぬ人はいないであろう大谷翔平(エンゼルス)。世界的なスーパースターへと飛躍を上げた彼を間近で見つめてきたチームメイトだからこそ分かる凄みがある。
現地8月12日に敵地で行われたアストロズ戦で、試合中にエンゼルスのパトリック・サンドバルは、中継していた米スポーツ専門局『FOX Sports』のインタビューに登場。苦楽をともにする大谷について問われた。
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大谷とは仲が良く、何かと話題となるサンドバル。彼は「もう何度も言っていますが、みんなの感覚がマヒしてきていると感じている。僕らは彼のプレーを毎日観ることができる。すべてが終わった後、彼らが日々達成してきたことを振り返ったら、とてもありがたいと思うんだ」と吐露。そのうえで、日夜プレーし続け、世界的な注目を集める二刀流スターを慮った。
「彼について、みんなが知らないことはほとんどないと思うよ。だって、日々メディアの一団がついて回っているからね(笑)。あの男にはプライバシーってものがほとんどない。あの光景はかなり常軌を逸している。まだ僕自身の耳に入っていないことや、目にしていないことを考える方が逆に難しいね」
多くの人々から脚光を浴びるのはスターの宿命ではある。しかし、同じメジャーリーガー、そして良きチームメイトとして注目を浴び続ける辛さも知るからこそ、サンドバルは大谷を思いやったのだろう。