「投手強化がはるかに重要だ」ささやかれる大谷翔平の”打者専念説”に現地メディアが反論!「ありふれた投手なら検討すべきだが」
だがその一方で、「問題は、彼は並の投手ではないということだ。彼はとてもとても優秀で、ドジャースが7億ドルを支払ったのは、彼が野球界でこれまで見たこともないような、実にユニークな二刀流で脅威となる存在だからである」と指摘。過去のシーズンでの成績にも触れながら、投手としてのスキルを称賛している。
さらに、同メディアは大谷が来季、「ロサンゼルスの先発ローテーションに必要な厚みを加えることができる」と評しつつ、「特にポストシーズンでは、ドジャースのような強力な打線を持つ厚みのあるチームでは、投手陣の強化が打席での成績向上よりもはるかに重要だ」と主張している。
また今季の活躍を踏まえ、「おそらく彼は例外的なシーズンを過ごし、チームは彼をどのように起用したいかを再考せざるを得なくなるだろう」としながらも、「野球界で最もユニークなスーパースターが、2025年に先発ローテーションでマウンドに戻ってくることは十分に期待できる」と見解を示している。
あまりのバットの好調さ故、マウンド復帰への異論もある中で、やはり「二刀流」を望む反響も少なくないようだ。そして今シーズン、背番号17の躍動とともに、まだまだその議論は熱を帯びていくのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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