大打者ボンズとの比較が話題に 大谷翔平の魅力を米メディアが再び賞賛「73本塁打の到達は現実的ではないが――」
それでも「史上最高の野球選手」の呼び声もあるボンズの名を語ったクルーコウ氏の意見は、米メディアで小さくない話題となった。スポーツ専門サイト『Sporting News』は「ボンズの支配力は恐怖が伴っていた。投手たちは打球を球場内にとどめるために、勝負を完全に避けていた」とレジェンドスラッガーの全盛期を回想。そのうえで、大谷について次のように論じている。
「オオタニの四球率はいまだ2001年のボンズのそれを大きく下回っている。あの伝説的なシーズンの彼は打席の4分の1以上で歩かされていた。そしてクルーコウの言う73本塁打を達成するには、かなりの連続アーチが必要になる。42試合で33本塁打は不可能ではないかもしれないが、間違いなく現実的ではない。
それでも、オオタニはボンズのような殿堂入りスターの地位に近づくだろう。少なくとも、クルーコウはそう信じている。目標が達成できるかはわからないが、それとは無関係に、球界で唯一無二のユニコーンは全国で魔法を振りまき続けるはずだ」
連日のように活躍を続ける大谷。魅力あふれる偉才の一挙手一投足に“野球の本場”も虜となっているのは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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