大谷翔平に早くも浮上する“史上初”の可能性 MVP決定の重要指標「WAR」がシーズン10.0超えの異常ペースに
これまでDHの選手が記録したシーズン最高のrWARは、1995年にエドガー・マルティネス氏(マリナーズ)が叩き出した7.0。大谷はこれを遥かに凌駕し、MVPを受賞してもおかしくはないペースで活躍を続けている。
DHのみを任されている選手がMVPを受賞した過去はない。それはやはり守備を含めたプレーが評価される傾向にあるからだろう。そうしたなかで10.0を超えるペースとなっている今季の活躍ぶりは、ともすれば、「異常」と言える。
現地時間5月19日のレッズ戦終了時点での打撃成績は、打率.353、13本塁打、33打点、出塁率.423、長打率.658、OPS1.081、33得点、11盗塁。まさに打って、走ってと「打撃専任」という縛りの中でやれる最大限を出していると言っていい。
果たして、このまま大谷はシーズンを駆け抜けるのか。MVP受賞となれば、またもメジャーリーグの歴史に金字塔が打ち立てられる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】“定位置復帰”の大谷翔平がサヨナラ安打! 2試合ぶりの「2番」でチームの勝利に貢献 2020年以来4年ぶり
【関連記事】「だからオオタニは嫌いになれない」心臓病と闘った少年に大谷翔平が“神対応” 粋なサプライズに反響止まず「涙が出る」
【関連記事】大谷翔平を裏切る最中に送った「LOL」 水原氏の“軽薄なやり取り”に米識者も困惑「ここまで常軌を逸しているとは」
1 2