大谷翔平、78歳まで毎年14億円を得る!? 前代未聞の超大型契約の“後払い”金額を米サイトが試算
ドジャースとの超大型契約を締結した大谷。その契約は後払い方式となっている。(C)Getty Images
名実ともに球界、いやスポーツ界を代表する“トップアスリート”となった。現地12月9日にドジャースと契約を締結した大谷翔平である。
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何よりも世界を驚かせたのは、前代未聞の契約規模だ。ドジャースと締結したのは、10年総額7億ドル(約1014億円)。サッカー界の生けるレジェンドであるリオネル・メッシが2017年11月に当時所属していたバルセロナと結んだ6億7400万ドル(約977億円)を大きく上回る値段となった。
無論、1014億円全額を一括で払うわけではない。それはあまりに非現実的だ。詳細は不透明なところが多いものの、今回の契約の大部分は「後払い」形式になっているという。
後払い形式のメリットは多い。契約期間内の年俸額を抑え、チーム全体のペイロールに柔軟性を生み出すからだ。大谷の場合で言えば、単純計算で年俸7000万ドル(約101億5000万円)となるが、大部分を後払い形式にすれば、ドジャースはメジャーリーグが設けるぜいたく税を回避し、“余剰資金”を新たな補強に回せるようになる。
一部報道によれば、後払いによって大谷の年俸は「4000~5000万ドル程度まで抑えられるかもしれない」とも言われる。では、大谷は10年契約以降でどれだけの金額を得るのか。アメリカのデータサイト『Fan Graphs』が試算している。